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2007/04/17 ふたつの事象の信頼度の検定方法
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2007/04/17 必要試行回数ってどれくらい?
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2007/04/17 比較検定で楽する、信頼区間応用
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2007/04/17 確率は収束するのか!?
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2007/04/17 「乱数と擬似乱数」幼稚園児編
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確率は収束する。
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良く使われてはいるけれど。。。。「収束する」と「確率通りになる」って意味が
全く違うけど同じような意味あいで使われてる事がよくある。
確率で言う収束って言うのは視覚化された数値そのものは視覚的に収束されているだけ
であって正確には収束しない。どんなに確率が一定だとしても運がいい人はHQが出来続けるし
運が悪い人は割れ続ける。確率に近い値を体験するプレイヤーの数が増えるだけで運がいい人
と悪い人の溝は一生埋まる事はないと。
確率の世界ってのは完全に運の世界ってこと。運が良いにしろ、悪いにしろあまりに
かわいそうな人は1%以下に選ばれた勇者であることには間違いないので賞賛してあげよう。
何を言いたいかと言うと周りが言っている内容と自分が体験した内容が違ってもそれは即否定
出来るもんぢゃないってこと。殆どの事象は単体では誤差の範囲といってしまえばそれまで。
良くあいつは高ロットツールを使ってる!とかあいつは○○で不正してるから。といったコトを
聞くんだけど確率の観点から考えたらナンセンス。偏りはあって当然で初めから負け組と勝ち組
は決まってる。それこそ均等で平等な世界は確率の世界ではなくそれこそ不正な世界。
例えばHQ率が1%。作れれば500万くらいで売れるものがあるとして、同じスキルの職人が1000回作ると
√[0.01*1000(1-0.01)]≒√9.9≒3.147
95%の人は3-17個の間に当てはまるワケだけど、その幅実に14個。7000万もの所持金の違いが出る。
10万回作ってみると
√[0.01*100000(1-0.01)]≒√990≒31.47
95%の人は937-1063個の間。126個もの違いが出る。6億3000万もの所持金の違いが出る。
これが誤差でみると1000回の試行で70%、10万回の試行で6.3%と数値的には収束する。
これが期待値の時に100万程度の利益だとすると収支差は個人により大きな差が出る。しかも!
95%の範囲ということは100人のうち5人はさらに良い結果と悪い結果の人がいるわけだ。
これが収束するからHQ狙いは収支が安定する。とHQ狙いで黒字の人が無責任にいえるか?
とぶっちゃけ思う。信じてやった負け組み人間は大赤字である。ヴァナ人口1鯖6000人。
95%だとすると5%は300人。悪いほうで150人。全員が合成やってるわけじゃないが、倉庫でも
合成屋ってる人間もいるしこの数字をみると同じ合成でも大赤字出してる人もいれば大黒字
だしてるひともいるってのは納得いくんじゃないかな?たった10鯖で3000人も理論値を超える
負け組と勝ち組がいるってコト。
意外となんでもありそうでしょ?
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